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ウォームライフ コラム よもぎ蒸しの13の効果!美容や痩身効果を最大限受けるコツ6つ紹介

よもぎ蒸しの13の効果!美容や痩身効果を最大限受けるコツ6つ紹介

よもぎ蒸しの13の効果

「よもぎ蒸しって何に効果があるの?」
「よもぎ蒸しって本当に効果あるの?」

このように、よもぎ蒸しの効果について疑問を感じていませんか?

よもぎ蒸しは約600年前に韓国で発祥した健康法ですが、その効果の高さから、最近になって美容に敏感な女性たちを中心に話題になっています。

よもぎ蒸しをまだ知らない人に向けて説明すると、よもぎ蒸しは次のイラストのように穴の空いた椅子の下で蒸したよもぎの蒸気をデリケートゾーンに直接当てる健康法です。

よもぎ蒸し

よもぎ蒸しはデリケートゾーンを直接温めることで身体全体を温めることができるほか、よもぎの成分を皮膚から吸収することができます。

よもぎ蒸しの仕組みをお伝えしたところで、効果のお話に移りましょう。よもぎ蒸しには、大きく分けて2つの効果があります。

①体温上昇による効果
②よもぎの成分・香りによる効果

この2つの効果をさらにさらに詳しくみていくと、さらに13つの効果があります。詳しい効果をまとめた次の表をご覧ください。

よもぎ蒸しの効果13つ
体温上昇による効果 ● 免疫力向上
● ダイエット効果
● デトックス効果
● 代謝促進による美肌、美髪効果
● 生理痛、生理不順の改善
● 妊活
● 便秘や痔の改善
● 肩こりや腰痛の緩和
● 更年期障害の改善
よもぎの成分・香りによる効果 ● アトピー性皮膚炎の改善
● リラックス効果
● 女性ホルモンを整える効果
● 美肌効果

このように、よもぎ蒸しの効果は女性特有の悩みの改善からデトックス、肩こり解消などさまざまで、男女問わず恩恵を受けることができる健康法なのです。

ただ、よもぎ蒸しがおすすめな人がいる反面、よもぎ蒸しを受けることを避けた方が良い人もいます。また、正しいやり方で受けないと、よもぎ蒸しで充分な効果が得られない場合もあることを知っておかなければなりません。

そこでこの記事では次のポイントについて解説していきます。

この記事のポイント

◎よもぎ蒸しの効果とは
◎よもぎ蒸しの体験談
◎よもぎ蒸しがおすすめなケース5つ
◎よもぎ蒸しを受けることを避けるべきケース7つ
◎よもぎ蒸しの効果的な受け方

この記事を最後までお読みになると、よもぎ蒸しの効果やおすすめな人、おすすめではない人、よもぎ蒸しの恩恵を十分に受けるための効果的な方法を知ることができます。

あなたの身体の悩みを軽減するための方法として、この記事の内容がお役に立てば幸いです。

1. よもぎ蒸しの効果は全部で13つ

よもぎ蒸しの効果

冒頭でもお話した通りよもぎ蒸しの効果は大きく分けて2種類あります。体温上昇とよもぎの成分によるものです。

よもぎ蒸しの効果は大きく分けて2種類
体温上昇による効果 よもぎの蒸気をデリケートゾーンに直接当てることで全身の血行が促進される
よもぎの成分・香りによる効果 よもぎの成分によるさまざまな効果が得られる

よもぎ蒸しには体温上昇とよもぎの成分により、生理痛や更年期障害、ダイエット、美肌、肩こりなどさまざまな症状の緩和が期待できるなど、13つの効果があります。

よもぎ蒸しの効果について、具体的に説明していきましょう。

体温上昇によるよもぎ蒸しの効果9つ

まずは、よもぎ蒸しの体温上昇における効果について説明していきます。よもぎ蒸しの体温上昇による効果は次の9つです。

体温上昇によるよもぎ蒸しの効果9つ

●免疫力向上
●ダイエット効果
●デトックス効果
●代謝促進による美肌・美髪効果
●生理痛や生理不順の改善
●妊活
●便秘や痔の改善
●肩こりや腰痛の緩和
●更年期障害の改善

それぞれの効果について、もう少し詳しくお話ししていきますね。

免疫力向上

よもぎ蒸しを行うと、全身の血行が良くなり体温が上がります。

体温が上がれば免疫細胞の働きが活性化されるので、免疫力の向上に繋がるというわけです。

人間の身体に侵入した細菌やウイルスは、体温38度〜39度程度で増殖が抑制されます。風邪をひくと熱が出るのは、身体が細菌やウイルスの増殖を抑えようと戦っているためです。(参考:厚生労働省「生理」

つまり、細菌やウイルスに負けないように免疫力を向上させるには、体温を37度程度まで上げることが必要になります。

では、よもぎ蒸しでどのくらい体温が上がるのかと言うと、施術中に一時的に平均2度程度上がります。例を挙げると、平熱が36度の人はよもぎ蒸しの施術中に38度まで体温が上がるということになります。

ただ、体温の上昇は一時的で、施術後3時間程度すれば平熱に戻ります。低体温でお悩みの方が、平熱自体を上げて免疫力を向上させたい場合には、継続してよもぎ蒸しを受けることが必要です。

ダイエット効果

よもぎ蒸しにはダイエット効果があります。

その理由は、よもぎ蒸しを受けるとサウナと同等のたっぷりの汗をかき、むくみが解消されるからです。

よもぎ蒸しは、開始後15分程度で顔から汗が垂れてくるほどたっぷりの汗をかきます。さらに下半身を集中的に温めることで汗をかいて水分を排出し、むくみが解消されるため特に下半身太りに効果的です。

デトックス効果

よもぎ蒸しを行うとデトックス効果が期待できます。

なぜなら全身の血行が促進されるので、老廃物が排出されやすくなるからです。

老廃物とは体内の毒素のことです。老廃物が溜まると、血管やリンパ管を圧迫するため血行が悪くなり、冷えやむくみ、生理痛、ストレスを引き起こします。そのため、老廃物はできるだけ体内から排出することが必要です。

よもぎ蒸しで血行が良くなれば体内の老廃物が排出されやすくなり、デトックス効果を得られます。

代謝促進による美肌・美髪効果

よもぎ蒸しは、美肌や美髪効果も期待できます。

その理由は、よもぎ蒸しを受けると体温上昇により代謝が促進されるため、細胞のターンオーバーが促されるからです。細胞のターンオーバーが促されれば、肌や髪の生え変わりが早くなります。

「ニキビ跡を早く薄くしたい」
「日焼けした肌を元に戻したい」
「乾燥でパサついている髪に潤いを戻したい」

というように、美肌や美髪を目指す人にはうれしい効果だと言えます。

生理痛や生理不順の改善

よもぎ蒸しを受けると、生理痛や生理不順が改善されるという効果が期待できます。

なぜなら、デリケートゾーンに直接よもぎの蒸気を当てるため、子宮や卵巣が集中的に温まるからです。

生理痛や生理不順は子宮や卵巣の冷えにより血行不良が原因であることが多いです。

よもぎ蒸しによって全身の血行促進に加えて子宮や卵巣に近い体内を温めることで、生理痛の緩和や生理不順の改善が期待できるのです。

妊活

よもぎ蒸しには、妊娠しやすい身体づくりを手助けする効果があります

その理由としては、先ほどもお話しした通り、よもぎ蒸しは子宮や卵巣を温めることができるからです。

子宮や卵巣が温まれば血行が良くなり、女性ホルモンが整って子宮や卵巣に栄養が届きやすくなります。

子宮や卵巣の冷えは妊娠を望む女性の場合は特にマイナス要素になるので、よもぎ蒸しで温めることで妊活に良い影響が期待できます。

便秘や痔の改善

よもぎ蒸しを行うと、便秘や痔を改善する効果が期待できます。

なぜなら、よもぎ蒸しは下半身を温めるので肛門周辺の血行を促進するからです。肛門周辺の血行がよくなることで腸の動きが促進され、便秘の改善につながります。

さらに痔の原因であるうっ血を解消し、痔の症状を和らげるのです。

肩こりや腰痛の緩和

よもぎ蒸しは、肩こりや腰痛の緩和も期待できます。

よもぎ蒸しは陰部を直接温めますが、陰部だけでなく全身の体温が上がり血行が良くなるのです。そのため、陰部から離れている場所でも筋肉がほぐれていきます。

肩こりや腰痛がある場合は、症状の緩和を期待できるでしょう。

更年期障害の改善

よもぎ蒸しを受けることにより、更年期障害を改善する効果が期待できます。

その理由としては、よもぎ蒸しで体温が上がり血行が促進されることで、本来の体温調節機能を身体が思い出してくれるようになるからです。

更年期障害は、自律神経のバランスが崩れることで体温調節が上手くいかなくなることで、ほてりや倦怠感、不眠、抗うつ、頭痛、肩こりなどさまざまな不快症状をきたします。

よもぎ蒸しで本来の体温調節機能を取り戻すことが、更年期障害の改善にもつながるのです

よもぎの成分によるよもぎ蒸しの効果4つ

先ほどよもぎ蒸しの体温上昇によって期待できる効果について説明しましたが、よもぎ蒸しにはよもぎの成分による効果もあります。

よもぎ蒸しの成分によって得られる効果は、主に次の4つの効果です。

よもぎ成分によるよもぎ蒸しの効果4つ

●アトピー性皮膚炎の改善
●リラックス効果
●女性ホルモンを整える効果
●美肌効果

よもぎ蒸しの成分によって上記の効果が得られる理由をご説明する前に、まず最初によもぎに含まれる成分についてお話しましょう。よもぎには、次のような成分が含まれています。

よもぎに含まれる成分一覧

●ビタミンA
●ビタミンB1
●ビタミンB2
●ビタミンC
●ビタミンE
●タンパク質
●カルシウム
●マグネシウム
●鉄
●βカロテン
●葉酸
●シオネール(精油成分)
●αツヨン(精油成分)
●βカリオフィレン(精油成分)
●αテルピノール(精油成分)
●パラフィン(精油成分)

よもぎ蒸しを行うと、よもぎの蒸気を当てているデリケートゾーンの粘膜から直接よもぎ成分を吸収できるほか、鼻や肺からもよもぎの成分を吸収できます。

よもぎの成分を体内に吸収する仕組みを具体的に説明すると、次の通りです。

吸収する部位 吸収する仕組み
粘膜(皮膚) 分子が小さい香り成分は皮膚に浸透しやすいので、毛細血管やリンパ管に溶けて体内に吸収される(経皮吸収と言う)
香りを嗅いで一瞬で「癒される」と感じることから分かるように、鼻からの吸収が最もスピードが速い。香りの刺激が脳に伝わるまでの速さは0.2秒以下である
吸い込んだ空気が肺の粘膜に溶け、血流に乗って体内に行き渡る

このように、粘膜と鼻、肺など複数の部位からよもぎ成分を吸収することで、体内に取り込める成分量がより多くなり、より早く体内に行き渡らせることができます。

また、先ほどの表の中で、よもぎの成分を皮膚から吸収する仕組みとして「経皮吸収」という言葉を出しました。経皮吸収は身体の部位によって吸収率が異なり、二の腕を基準にした場合、下の図のような吸収率になります。

経皮吸収率

参考:谷真由美, 『よもぎ蒸し温活で膣から美人: ポカポカ子宮で体、ととのう。』, 合同フォレスト株式会社, 2022年, P43

このイラストのように人間の経皮吸収率は、二の腕を基準「1」にした場合、性器では42倍もの吸収率があります。

つまり、よもぎ蒸しはデリケートゾーンに直接よもぎの蒸気を当てるので、身体のほかの部位よりも成分を吸収しやすい方法なのです。

よもぎの成分によるそれぞれの効果について、もう少し具体的に説明していきますね。

アトピー性皮膚炎の改善

よもぎ蒸しは、アトピー性皮膚炎を改善する効果が期待できます。

なぜなら、よもぎには精油成分「αテルピノール」が含まれているからです。「αテルピノール」には抗菌作用があるほか、炎症物質を抑制する働きもあります。

そのため、よもぎの蒸気を皮膚に当てることで抗菌作用と抗炎症作用が働き、アトピー性皮膚炎の改善が期待できるのです。

リラックス効果

よもぎ蒸しを受けると、リラックスできるという効果があります。

その理由としては、よもぎに含まれる精油成分「シオネール」と「αツヨン」にリラックス効果があるからです。

具体的には、「シオネール」はイライラの解消や安眠効果、「αツヨン」は爽快感によるリラックス効果をもたらしてくれます。

この2つの精油成分の効果により、よもぎ蒸しを受けるとリラックスできるのです。

女性ホルモンを整える効果

よもぎ蒸しには女性ホルモンを整える効果があります。

それは、よもぎに含まれる精油成分「βカリオフィレン」に女性ホルモンを整える働きがあるためです。

女性ホルモンが整うとイライラや不安を解消できるので、更年期障害や抗うつ症状で悩んでいる人は特に効果を感じることができるでしょう。

美肌効果

よもぎ蒸しは、よもぎの栄養による美肌効果も期待できます。

前にもお話しした通り、よもぎにはビタミンやタンパク質など、肌を美しく保栄養成分がたっぷり含まれています。

そのため、よもぎの蒸気を顔に当てることでよもぎの成分を皮膚から吸収でき、美肌効果が期待できるのです。

よもぎ蒸しの効果体験談

よもぎ蒸しに効果があることが分かっても、「実際に体験した人の声が聞きたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。

下記の体験談は、SNSにあるよもぎ蒸しの効果について語っているものです。よもぎ蒸しを実際に受けた人のリアルな声なので、ぜひご覧ください。

このように、

●よもぎ蒸しで汗をたくさんかけた
●よもぎ蒸しでダイエット効果を感じられた
●よもぎ蒸しでよもぎ成分のさまざまな効果を感じられた

という体験談が多く寄せられています。

よもぎ蒸しは医療行為ではなく症状を緩和するもの

治療ではない

先ほどの体験談をご覧になってお分かりのように、よもぎ蒸しの効果を感じている人はたくさんいます。

ですが、中には「思ったほど効果を感じられなかった」という感想を抱く人がいるのも事実です。

そのようなお話を聞くと、「よもぎ蒸しはメリットが大きい健康法なはずなのに、なぜ効果を感じない人もいるの?」と不安に感じるのではないでしょうか。

そこで、よもぎ蒸しの効果を感じない理由について説明していきます。

よもぎ蒸しは、韓国で発祥した民間療法です。民間療法とは、その効果に医学的な根拠は裏付けされていません。どういうことかと言うと、症状の改善は見られるが必ずその症状が「治る」ものではないということです。

医学的な治療の場合は、薬や医療器具、場合によっては手術を行うなどして「治す」ように施術していきます。

一方で、民間療法の場合は科学的根拠はなく、民間で口コミのように広がっていったものなのです。

そのため、効果を感じるのは人それぞれで、受ける人の体調や体質も効果に関係してきます。必ず治癒を保証するものではないことを知っておく必要があるでしょう。

とは言っても、よもぎの成分や効能は確かなものなので、繰り返しよもぎ蒸しを行うことで少しずつ効果を感じられるようになります。

数回で諦めず、よもぎ蒸しを習慣化することで効果を得やすくなるでしょう。

よもぎ蒸しは正しく受ければ危険性はない

正しく受ければ安全

よもぎ蒸しの効果について調べている人の中には、よもぎ蒸しへの不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

例えば、

「よもぎ蒸しって安全なの?」
「よもぎ蒸しって熱くないの?」

などというように、よもぎ蒸しの危険性について気になる人も多いですよね。

結論からお伝えすると、よもぎ蒸しは正しく受ければ危険性はありません。

ただし、正しく受けること以前によもぎ蒸しを受けない方がいい人もいますので、よもぎ蒸しを受けない方がいいケースについては「よもぎ蒸しを受けない方がいい人もいる」を参考にしてください。

みなさんが不安を感じている通り、よもぎ蒸しの危険性として挙げられるのはよもぎの蒸気による低温火傷です。

前にもお話した通り、よもぎ蒸しはよもぎを蒸した蒸気を直接デリケートゾーンに当てるので、長い時間蒸気を当て続けると低温火傷の危険があります。

そこで、よもぎ蒸しで低温火傷しないために、蒸気を当てる部位を小まめに移動させることが重要です。具体的には次のように行いましょう。

▼背中側に蒸気を当てる

背中側に蒸気を当てる

▼陰部全体に蒸気を当てる

蒸気を当てる

▼あぐらをかくなど姿勢を変える

あぐらをかくなど姿勢を変える

よもぎの蒸気が出ている部分は約60度程度で、椅子の上は約41度〜43度です。そのため、蒸気に触れたからといってすぐに火傷するわけではありませんが、熱いなと感じる前に小まめに部位を移動しましょう。

低温火傷について補足すると、次のようになります。

低温火傷について補足すると、次のようになります。

低温火傷を発症するまでの時間
42度 6時間程度
50度 3分間程度(圧迫した場合)

参考:日本火傷学会

このデータを参考にすると、50度のものを3分間圧迫すると低温火傷になるので、約5分を目安にこまめに蒸気を当てる部位を変える必要があります。

よもぎ蒸しがおすすめなケース5つ

よもぎ蒸しがおすすめなケース

よもぎ蒸しは、生理痛や更年期障害など女性特有の症状のほか、腰痛や肩こりなど全身の症状にも効果が期待できることをお話してきました。

では、どのような人によもぎ蒸しがおすすめなのかと言うと次の5つのケースです。

よもぎ蒸しがおすすめなケース5つ

●免疫力を向上させて風邪をひきにくい身体になりたい
●生理痛や生理不順、更年期障害など女性特有の悩みを抱えている
●デトックスをしたい
●肩こりや腰痛など血行の悪さから不調を抱えている
●便秘や痔で悩んでいる

それぞれについてもう少し詳しくお話していきます。おすすめな人が自分に当てはまる場合は、ぜひよもぎ蒸しを検討してみてくださいね。

免疫力を向上させて風邪をひきにくい身体になりたい

よもぎ蒸しは、免疫力を向上させて風邪を引きにくい身体になりたい人におすすめです。その理由は、よもぎ蒸しを行うと体温が上がるからです。

具体的には、施術中に一時的に体温が平均2度程度上がります。

免疫細胞が正常に働ける温度は36.5度で、体温が1度上がると免疫力が最大5〜6倍も上がります。

つまり、体温が上がれば免疫細胞がより活発に働き、免疫力を向上させることができるのです。

ただ、よもぎ蒸しで一時的に上がった体温は3時間程度で平熱に戻ってしまいます。そこでよもぎ蒸しを継続して受けることで平熱を上げ、免疫力を向上させましょう。

生理痛や生理不順、更年期障害など女性特有の悩みを抱えている

よもぎ蒸しはデリケートゾーンを直接よもぎの蒸気で温めるので、膣周りや卵巣、子宮周りの血流が良くなります。

その理由は、デリケートゾーンを直接よもぎの蒸気で温めることで卵巣の血流を促すことが期待できるからです。

卵巣の冷えは、卵巣の機能を低下させます。卵巣は女性ホルモンを分泌しているため、卵巣の働きが鈍くなるとホルモンバランスが崩れてしまうのです。

女性の身体は絶妙なホルモンバランスによって保たれているので、ホルモンバランスが崩れると生理痛や生理不順、PMS、更年期障害などが引き起こされてしまいます。

つまり、よもぎ蒸しで卵巣を温めて血行が良くすることが、女性特有の症状の改善が見込めることになるのです。

デトックスをしたい

よもぎ蒸しを40分〜1時間程度行うと、全身にたっぷりの汗をかきます。

たっぷりの汗をかくことで、体内の老廃物が排出され、むくみの解消やデトックス効果が期待できます。

エアコンの使い過ぎや運動不足などで「最近汗をかいていないな」と言う人は、よもぎ蒸しを行うことで本来身体が持っている発汗作用を取り戻すことができるでしょう。

そのためよもぎ蒸しは、「汗をかいてスッキリしたい」「デトックスをしてむくみを取りたい」と思っている人におすすめです。

肩こりや腰痛など血行の悪さから不調を抱えている

よもぎ蒸しは、肩こりや腰痛などの不調を抱えている人におすすめです。

その理由は、よもぎ蒸しでデリケートゾーンを温めることで全身の血行の流れも良くなるからです。

なぜ全身の血行が良くなることが肩こりや腰痛の解消につながるのかと言うと、血行が良いと筋肉の緊張がほぐれ、老廃物が排出されやすくなるからです。

老廃物の中には疲労を感じたり痛みを感じる物質も含まれているので、老廃物が体内から排出されることで身体の「ダルさ」や「痛み」が軽減されていきます。

そのため、よもぎ蒸しで全身の血行を良くすることが、肩こりや腰痛などの不調改善にもおすすめなのです。

便秘や痔で悩んでいる

よもぎ蒸しで陰部を直接温めることで、肛門周りの血行も良くすることができます。肛門周りの血行が良くなることで筋肉が緩み、便秘や痔を緩和する働きが期待できるのです。

よもぎには殺菌作用もありますので、肛門周りを清潔に保つこともできます。そのため、よもぎ蒸しは便秘や痔で悩んでいる人にもおすすめです。

よもぎ蒸しを受けることを避けるべきケース7つ

よもぎ蒸しを受けることを避けるべきケース

よもぎ蒸しは、すべての人におすすめだという訳ではありません。よもぎ蒸しを受けない方がいいのは、次の7つのケースがあります。

よもぎ蒸しを受けることを避けるべきケース7つ

●よもぎアレルギーがある
●高血圧や心臓病がある
●妊娠中である
●生理開始1〜3日目の経血量が多い時期である
●発熱や炎症がある
●貧血持ちである
●極度の疲労状態にある

上記の表にある「よもぎ蒸しを受けることを避けるべきケース」に当てはまる場合でも、状態を見ながら施術を受けられる場合もあります。

どうしてもよもぎ蒸しを受けたい場合は、サロンスタッフに事前に相談し、受けるかどうかを決めていくと良いでしょう。

それぞれのケースについて、もう少し詳しく説明していきます。

よもぎアレルギーがある

よもぎ蒸しは、よもぎアレルギーがある人は避けましょう。

よもぎアレルギーとはよもぎによる花粉症で、一般的な花粉症と同じようにくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどを発症します。

よもぎの花粉は8月〜10月に飛散します。その時期によもぎが茂りやすい河川敷や空き地でくしゃみや鼻水がよく出る人は、一度耳鼻科でアレルギーテストを行うことがおすすめです。

高血圧や心臓病がある

高血圧や心臓病など、血管や心臓に疾患を抱えている人はよもぎ蒸しを受けない方が良いです。

なぜなら、身体を温めることで一時的に血管が拡張し、心臓や血管に負担がかかるからです。

高血圧や心臓病をお持ちの人でよもぎ蒸しを受けたい場合は、必ずかかりつけの医師に相談してください。

妊娠中である

妊娠中でもよもぎ蒸しが受けられるサロンもありますが、基本的には避けた方がいいでしょう。特に、妊娠初期でまだ母子ともに安定していない時期はよもぎ蒸しを受けない方がいいと言えます。

その理由は、次の2つです。

①妊娠中は体調が変わりやすく負担を感じやすい
②よもぎと一緒にハーブを使用する場合はハーブの種類によって危険なものがある

2つの理由をもう少し詳しく説明しましょう。

①妊娠中は体調が変わりやすく負担を感じやすい

妊娠中は体調が変わりやすかったり、負担を感じやすくなっています。例えば、次のような例があります。

●お腹が膨らんでいてあぐらや体育座りができない
●予想以上に汗をかき脱水症状になる
●アレルギーがなかったのに突然発症していた
●一部のハーブの成分に流産リスクがある

このように、妊娠中に急激に体温を上げたり極端に発汗を促すことはリスクを伴うことを忘れてはいけません。特に妊娠初期や後期は母体が非常に繊細になっているので、よもぎ蒸しを受けるのは避けましょう。

もし、妊娠中にどうしてもよもぎ蒸しを受けたいのであれば、安定期に入った妊娠中期なら可能な場合もあります。

ただ、妊娠中期でも、持病があったりその時の体調などにより受けてはいけない場合もありますので、妊娠している人がよもぎ蒸しを受ける際は、必ず医師に相談することが必要です。

②よもぎと一緒にハーブを使用する場合はハーブの種類によって危険なものがある

よもぎ蒸しでハーブも一緒に使う場合、ハーブの種類によっては流産の危険を高めてしまう可能性があります。

特に注意していただきたいのは、ローズマリーやハトムギなどの子宮伸縮作用があるハーブです。子宮が伸縮してしまうと流産の危険が高まるので、初期の安定していない妊娠時期に使用するのは避けなければなりません。

ただ、安定期に突入した後など、妊娠中でも短い時間であれば受けられる場合もあります。

妊娠中でよもぎ蒸しを受けられるかどうかは個人差があるので、必ず医師に相談してくださいね。

生理開始1〜3日目の経血量が多い時期である

よもぎ蒸しは下着を付けずに穴の空いた椅子に座るので、生理期間で経血量が多い時期は避けましょう。なぜならよもぎ蒸しで血行が促進されるため、経血が出やすくなるからです。

更によもぎ蒸し中は約30〜40分の間同じ場所から動けないため、生理中は貧血を起こしてしまう可能性があります。

生理が始まって4〜6日以降の経血が少なく終わりかけの場合は、タンポンをつけて施術を受けられるサロンもあります。生理中でよもぎ蒸しを受けたい場合は、予約をする前にサロンのスタッフに相談してみてくださいね。

生理中のよもぎ蒸しについて詳しく知りたい方は、以下の記事も是非参考にしてくださいね。

参考記事:「よもぎ蒸し 生理中

発熱や炎症、病み上がりである

よもぎ蒸しを受けると体温が上がるため、発熱症状や炎症がある人、病み上がりの人はよもぎ蒸しを控えるようにしましょう。発熱や炎症がさらに悪化してしまう危険や、せっかく治りかけていたのにぶり返してしまう危険があります。

発熱や炎症がある場合は症状が落ち着くまで待ち、回復してからよもぎ蒸しを受けてください。

貧血持ちである

貧血の人も、よもぎ蒸しを受けない方がいいでしょう。

貧血の状態の身体は血がドロドロしているので、よもぎ蒸しで体温が上がることで血管が拡張し、血圧が下がってしまう危険があるからです。

そのため、よもぎ蒸しを受けると立ちくらみが発生しやすくなる可能性があります。

立ちくらみや吐き気など貧血症状が強く出ていなくても、偏った食生活が続いているなど「貧血気味」の人も注意が必要です。

貧血気味や貧血の症状がある人は、自分の体調と相談しながら受けるようにしてくださいね。

極度の疲労状態にある

残業続きで睡眠不足、栄養不足など、極度の疲労状態にある人はよもぎ蒸しを避けた方が良いでしょう。

よもぎ蒸しを受けると大量の汗をかき多くのカロリーを消費します。疲弊した身体で受けてしまうと、負担が大きすぎて余計に疲れてしまい、体調が悪化する可能性があります。

よもぎ蒸しを受ける際は、体調が良好な時に受けましょう。

よもぎ蒸しの効果を最大限受けられるコツ6つ

. よもぎ蒸しの効果を最大限受けられるコツ

ここまでよもぎ蒸しの効果についてお話してきましたが、実はよもぎ蒸しの効果を最大限享受するためには、受け方にもコツがあります。

よもぎ蒸しの効果を最大限受けられるコツは次の6つです。

よもぎ蒸しの効果を最大限受けられるコツ6つ

●妊活を行っている場合は生理終了〜排卵の間に受ける
●2週間に1回程度のペースで通う
●下着はつけない
●体勢を変えながら受ける
●ガウンの袖や首周りの隙間をなくし全身に蒸気を纏わせるように受ける
●よもぎ蒸しの汗はシャワーで流さずにタオルで拭き取る

それぞれについてもう少し詳しく説明していきます。

妊活を行っている場合は生理終了〜排卵の間に受ける

妊活を行っている場合は、生理が終わってから排卵の間によもぎ蒸しを受けるのが効果的です。

生理終了後の子宮周りは冷えているので、よもぎ蒸しで温めることで血行が良くなり、着床しやすい状態に整えられるからです。

反対に、排卵後の高温期によもぎ蒸しを行ってしまうと血行が良くなりすぎる可能性があります。血行が良すぎても着床しずらいので、排卵後のよもぎ蒸しは避けましょう。

2週間に1回程度のペースで通う

よもぎ蒸しの効果を最大限受けるためには、一度受けてからしばらく期間をあけるのではなく、2週間に1回程度のペースで通いましょう。

そして、頻度と同じくらい重要なのが継続することです。よもぎ蒸しを継続することで、徐々に平熱が上がっていきます。

下着はつけない

よもぎ蒸しでは下着をつけません。下着をつけずに穴の空いた椅子に座るので、最初は驚く人も多いですよね。

ですが、よもぎ蒸しの効果はよもぎの蒸気を直接粘膜から吸収することで高まるので、恥ずかしがらずに下着は取り、ガウンの下は何も着ていない状態で受けましょう。

体勢を変えながら受ける

よもぎ蒸しは、小まめに体勢を変えながら受けることが大切です。

小まめに体勢を変えるのは低温火傷を防ぐ意味もありますが、膣周りだけでなく肛門や背中、腰などさまざまな部位に蒸気を当てるという効果が期待できます。

よもぎ蒸しの最後にはガウンの中に顔を埋めると、美肌効果も期待できます。

ガウンの袖や首周りの隙間をなくし全身に蒸気を纏わせるように受ける

よもぎ蒸しを受ける時は、ガウンの袖や首周りの隙間をなくして受けることがおすすめです。

隙間からよもぎの蒸気が逃げないようにすることで、全身によもぎの蒸気を密着させて、よもぎの成分を効率よく吸収しつつ汗をたくさんかくことができます。

特に、全身の隙間をなくした後に、ガウンにフードがついている場合は被り顔をガウンの中に埋めるようにして受けると、顔や身体、頭皮、髪など全身でよもぎ蒸しの効果を受けることができます。

上記の方法ですと、よもぎの良い香りを吸うことで癒されること間違いなしです。

よもぎ蒸しの汗はシャワーで流さずにタオルで拭き取る

よもぎ蒸しが終わった後はたっぷりの汗をかいていますが、シャワーで流さずにタオルで拭き取るようにするのがおすすめです。

その理由は、よもぎ蒸しの蒸気に含まれるよもぎの成分は、時間経過とともに肌に吸収されていくからです。

よもぎ蒸しが終わったあとは、全身によもぎの成分を身にまとっている状態です。そのため、「汗をかいたから」と言ってシャワーで洗い流してしまうのはとてももったいないことなのです。

よもぎ蒸しによってかいた汗は、運動や暑さでかく汗とは違いベタつかないので、タオルで拭いただけで十分スッキリするでしょう。

まとめ

いかがでしたか?よもぎ蒸しの具体的な効果やおすすめな人、受けない方がいい人、より効果的に受ける方法などをお話ししてきました。

最後にこの記事をまとめると、

◎よもぎ蒸しの効果は大きく分けて2種類

●体温上昇による効果
●よもぎの成分・香りによる効果

◎よもぎ蒸しで体温上昇による効果は次の9つ

●免疫力向上
●ダイエット効果
●デトックス効果
●代謝促進による美肌、美髪効果
●生理痛や生理不順の改善
●妊活
●便秘や痔の改善
●肩こりや腰痛の緩和
●更年期障害の改善

◎よもぎ蒸しでよもぎの成分による効果は次の4つ

●アトピー性皮膚炎の改善
●リラックス効果
●女性ホルモンを整える効果
●美肌効果

◎よもぎ蒸しは民間療法で医学的治療ではない。
そのため症状が「治らない」と感じる人もいるが、そもそも治すものではない

◎よもぎ蒸しは、蒸気を当てる部位を小まめに動かすなど、正しい方法で受ければ危険性はない

◎よもぎ蒸しがおすすめなケースは5つ

●免疫力を向上させて風邪をひきにくい身体になりたい
●生理痛や生理不順、更年期障害など女性特有の悩みを抱えている
●デトックスをしたい
●肩こりや腰痛など血行の悪さから不調を抱えている
●便秘や痔で悩んでいる

◎よもぎ蒸しを受けない方がいいケースは7つ

●よもぎアレルギーがある
●高血圧や心臓病がある
●妊娠中である
●生理開始1〜3日目の経血量が多い時期である
●発熱や炎症がある
●貧血持ちである
●極度の疲労状態にある

◎よもぎ蒸しの効果的な受け方は次の6つ

●妊活を行っている場合は生理終了〜排卵の間に受ける
●2週間に1回程度のペースで通う
●下着はつけない
●体勢を変えながら受ける
●ガウンの袖や首周りの隙間をなくし全身に蒸気を纏わせるように受ける
●よもぎ蒸しの汗はシャワーで流さずにタオルで拭き取る

以上になります。

記事の中でも説明した通り、よもぎ蒸しは、生理痛や生理不順、肩こり、腰痛などさまざまな症状の緩和が期待できます。

「生理痛を軽くしたい」「デトックスをしたい」「血行を良くしたい」という悩みを抱えている人は、ぜひよもぎ蒸しを検討してみてくださいね。